たしかに、この世は生老病死の流れの中に人は生きている。
夫婦はどちらかが先にこの世を去る、
それは、この世の掟であり、それは当たり前のことではある。
仏教で言う愛別離苦をほぼ全ての人は経験するのがこの世の掟なんだ。
それは苦しみを伴うものだ。
そして孤独がはじまる。
公園に集う老人達…
その老人達は孤独なのか…
きっと孤独に違いない…
私はよく道の駅に行く、バイクでとにかく走りたいからである。
ライダー達が多く集まる、と言うか
立ち寄る。
でも、そのヘルメットを外すと
みんな、ジジイばかりだ。
見るからに孤独なジジイばかりだ…
さらに、周りを見渡せば、老人ばかり。
夫婦者の老人もいる、羨ましいなと
思う。
でも、いづれ待っているのは孤独の世界なんだ。
人生って、結局独り…
この世を去ることには恐怖心はない、
私は誰にも期待しないし依存もしない。
今日一日を生きる時、今この瞬間にしか
生きない、過ぎ去った時間を、思わない、先の時間を気にしない、そして
焦らないし慌てないで丁寧な生き方を
心掛ける。
物事、過ぎたなら、ハイ!忘れましょうと…ありのままを受け入れて、ジタバタしない、どうせなるようにしか
ならないから。
心静かに流れていく心境を目指す。