青空を見たか

何かに追われ、

何かに怯え、

何かに縛られ

何かから逃げ

何かから解放されたい。

そんな事が…

人生の現実とは、なんと空しいんだろう。

それでも地球は生きている。

地球とは生命体である事に気づいている

だろうか…

私達は3次元的存在である事は全ての人が

認めている。

3次元とは縦、横、高さからできる形状の

状態であり、それにより自と他の区別が

つくのである。

それに大して地球とは10次元存在であり

全てを生かし育んでいる。

何?地球って生き物なのか?

そう、生きている。

自然界を見れば分かるだろう。

大地は作物を作る事が

できるようになっている。

水だって清流があり、

酸素も植物が創り、太陽の光りは作物に

エネルギーを、与え、さらに人間にも

エネルギーを与える。

大地、空気、水、太陽は生命体を生かす為に

無償で与え続けている。

それが、愛と言うものなのだ。

したがって、私達生命体は

与えきりの世界に生きているのだ。

なのに、何故、愚痴を言う…

何故足ることを知らない…

それに。気づくか気づかないかで

人生は決まるのだ。

それを知る事を、悟りと言う。

超能力だけが悟りではない。

真実を知る事が悟りの上位にある。


それら全てを真理と言う。

私は今日青空を何回見ただろうか。




隣の家。

疲れた…から

体力を使いすぎたから…

これが理由である。

青空を、しばし眺めた。



物置小屋の屋根。

錆びだらけ。

錆び取り作業のはじまりだ。

屋根だけではない。

物置小屋全体の塗装をしなければ

ならない。


何故に…

私亡き後の者達の為に。


娘に言った、物置小屋の屋根の錆び…

いずれ、雨漏りになるよ、

どうする?

パパのバイク、外にハウス買って

それでいいじゃん。


バカな、盗まれるぞ、最近近くのトラック

盗難されそうになったばかりだ。

窃盗団が徘徊してるんだよ。


娘は屋根修正に反対した。

私は。今を言ってるんしゃないよ、

今から約20年先の状態を想定して言ってるんだ、この、家を、だれかが継ぐのだろう。

その人の、為に。

私が生きている間には雨漏りはしないけど

全体の塗装をやらなければもたないからな。


娘は反対した。

そうか、じゃ私が自己負担でやるからな

それでいいな。


と言う訳で

錆び取り作業で疲れまくり何度

身体が…足が…もたねー…

って、屋根の上で寝そべり青空を見て

タバコで休憩…

妻がいたら、ジュースとかもってきてくれたんだよな…と思いながら。


その間娘らはスロット遊び。

明日は…塗装だ、

洗浄機を、息子から借りて終わったのは

夕方だった。


私がやるべき事なのか、

娘の旦那予定か協力するべきなのか。


私が私の人生をかけて、建てたものだから

私は、大切に、していたい。

しょせん金を、出していない、娘らは

その大切さが分からないのだ。

全て他人事なんだ。


人種の違いって、国や肌の色だけじゃ

ないんだな。


私にとって、家も物置小屋も大切なもの

なんだ。

娘にとってはどうでもいい物なんだろう。