死を覚悟したが。

徐々に弱っていく自分を感じた。


このまま死ねるかも、そう思った。


フラつきや、身体の震えや

意識の衰え、

これで楽になれるかも、しかし


この身体の痛みや、苦痛はなんだ


まずい、これでは自分で行動は

出来なくなるのでは。


介護になってしまう。

娘の仕事にも、負担をかけてしまう。


そう思うと、こんなかたちで

死ぬのは…

最愛の妻をなくし、死ぬことは

怖くないと思っていたが、


それは死に方によるものだと

再確認した。