戦争と生まれ変わり。

人は、ほとんどと言っていいほど

いずれは、最愛の人と、別れなければならない、と言う経験をする

生まれ変わりは

平均200年~300年に1度と言われている。

生まれ変わるそのたびに、最愛の人を亡くす。

そこには、悲しみ、悲哀がある。

悲しみを知らない人は、人の悲しみや苦しみなど分からないと言う

何度も生まれ変わり、何度も

最愛の人を亡くす経験をする時

やっと人は、優しさや思いやりの

心、つまり愛と言うものを自分の

ものにする事ができるのではないのか。

愛と言うものは目には見えない

けれど。愛と言うものの存在を

誰もが認めている。

神は愛なり・と言う。愛の存在を認めるならば、神の存在を認めている事になる。最愛の人を亡くす

事は強烈な苦しみとなる。

戦争で亡くなる人は、誰かにとって、最愛の人なんだ。

戦争が無くなる世界が出来上がる

まで、人は生まれ変わりの度に

最愛の人を亡くす、強烈な苦しみ

を、体験しなければならないのか。まず戦争を無くしていく事が

死別の苦しみを無くしていく為の

第一歩かもしれない。