トキの余命宣告②

第1ラウンドの始まり。

茨城県筑西市、西部メディカルセンターへ突入した。

戦の始まりとなる。

不正を正す為に、市民の身体

もしくは、命を守る為に。

PM1時30分、定刻時間となり

会議室へ。

なんと、1対1だと思いきや、

4対1だ。

人数で威嚇するつもりだ。

残念ながらそんな威嚇など俺には

通用しない事を知らないとは…。

問題の医師とその世話役と

看護婦2名。(書記係だそうだ)

こちらからの追及にのらりくらりと、逃げまわる医師。

知らない。

覚えてない。

なんでバリウムが原因だと言えないのか。と質問。

そこまで書く必要がないときたもんだ。

それは指示か、自己判断かと

質問すると、自己判断だと言う。

指示だなんて口が裂けても言えないだろうよ。

切り取った腸の一部とバリウムが原因だと言ってたじゃないですか

と質問。

医師…それは穴が明いた腸と

バリウムがそこにあったと言うだけの話しで、これが原因だと言っても、バリウムが原因とは言ってないと言う。

なるほどね。そうくるかね。

俺は言った。

洞察力って知ってますかと。

医師…黙っている。

だから説明してやった。

物事を、本筋を見抜く力だと。

あなたには洞察力がないんですね、

そこから4名に向かって俺の説教

が始まる。

医師…何を言っているのか分からないときたもんだ。

書記係の看護婦は下を向いたまま

ちらちらと俺の説教を聞いていた。

まるで子供が先生に怒られているように。

俺は医師に、善と悪・正と邪の話しをした後、天に向かって

ツバを吐くようなまねはしてはなりません…分かりますかと、

原因結果の法則、人間とは

肉体だけでできているものでは

ないことを、この世で逃げきれても、あの世があり、必ず

帳尻が合うように出来ている事を。

あなた方はラッキーですね、

このような話しは聞いた事

ないでしょうと言ってやった。

俺にとっては簡単な真理の話しだが、医師達には非常に難しい

話しらしく、意味がわかりません

と言う。だからあなた方は

ラッキーなんですよと言ってやった。まるで坊さんの説教を

聞いているような状態。

簡単に説明したんだが。

こんな話し誰もしてくれませんよと。

しかも、巷の坊さんさえ知らない

話しだから、理解不能になるのは

当然かもしれないが、俺には

当たり前の話しなんだが。


結局医師達はバリウムと言う言葉

は口が裂けても言ってはならない

ようである。


3時間俺の説教で終わった。

学問はできても、人間としての

基本的な感情の欠落。

人間としての生き方、考え方が

できない。

善も悪も正も邪も判断できない

のだろう。

私はあなた方を責めているのではなく、このような犠牲者がでないように協力して下さいと言って

いるんですよと言っているだけなのに、医師側は協力出来ないと言う訳だ。

人の命を守る為に病院で働いて

いるのではないか。

だから、人の命と身体を守る為に

協力して下さいと言っているのではないか。

これで西部メディカルセンターの医師は人を物として認識している事が分かった。

他の病院の先生も言っていた、

「西部メディカルセンターですか

あそこはね~」と医師として

批判的評価をしていた。

次なる相手は、副院長。



とりあえず戦の後の一服を

近くのセブンで、筑波山をバックにエリミの写真。

俺のバイク、エリミネータって言うんだが、その意味は

【排除する者】だそうです。