妻を亡くした悲しみは続く⑬とうつ病

また今日が始まった。言い知れぬ

辛さに耐え続けなけらばならない

日々。耐え続けねばならない。

耐え続けねば……。

そう言えば、あのイエス様や

お釈迦様でさえ、悪魔の

ささやきに、耐え続けたはず。

そう言うものなのか。

【 プチうつ対策“③】

もう一つの方法は、光明思想的な考え方に切り替えることです。悪いことばかり考えていると、どうしてもその虜になります。

軽いうつ状態で、霊障ぎみになっている時には、「悪いことを針小棒大に考える」という特徴があります。

指先ほどの悪いことでも、ものすごく大きく考えるのです。もう生きるか死ぬか、天地が動くかのように、 大問題に考えていることがよくあるのですね。

この時に一度冷静な心に戻る必要があります。平静な心に戻って、どうするかと言うと、「命を取られても命はある」と考えるのです。

人間には永遠の魂があるわけですから、本当は何も奪うことはできないのです、永遠の魂、永遠の命があるのです。この命を取って食うわけにはいかないのです。

「 最悪の場合はどうなるか」 ということを考えたら、最悪であっても、地上生命を失うだけであり、たいていは、家族関係が難しくなるか、人に嫌われるか、会社を辞 めるか、その程度のことです。

しかし永遠の命まで取って食われることはないのです。 それはできないことなので、最悪のことまで考えて、「ああ、これでも何とかやっていける」という肚を固めてしまうことです肚を固めてしまって居直ると意外に動転しなくなります。

そして、そのように、一旦肚を固めた上で、しばらく待っていると今度はいろいろと光明の種が見えてくるはずです。

それまで、悪いことばかり思っていたかもしれませんが、結構良いことだって出てきます。悪いことばかり続くというのはあり得ないことです。半年は待つつもりでいると、実際には、一か月とか2週間とか待っているうちに、何かよいことが出てくるでしょうから、それを決して無駄にしないことですね。

この種を育てることです。「あっ良い事が出来た」「良い事があった」「幸福なことが出てきた 」ということにしっかり注目して、それを大きく育てていきましょう。

そして、幸福の方を大きくすることによって、不幸の方を消してし

まうのです。

「 光を灯して闇を消す」 という方法に行く方が良いのです。

特に、軽いうつ状態の人は、自分の悪いところと戦っても難しい場合には、そういう光明思想の一本槍でも構いません。「良いところばかりを見つめて行く」ということで、切り替えていくのです。

人間の人生100% などということはないのです。 50%の人もいます。

自分の至らぬところを見つけて責めてはいけません。

自分で自分を褒めることも大切なことです。 自分の苦悩は自分が一番よく知っています。

そんな自分を褒めてやってください。 本当は自分の体も 心も 神や仏の物であるのです。

だから頑張っている自分を褒めてやることは当然なことなのです。