出かけるときは妻と一緒。

妻が、亡くなる前は、毎週、

土曜か日曜は、かならず、

妻と一緒に買い物に、出かけて

いた。


妻は。バックが好きで、店の中で

バック売り場を見つけると、

必ず立ち止まって見ていた。


衝動買いも多かった。

「あっ!これがいい」と、言いながら、直感的に選ぶ。

最初に選んだバックを手に持って

他のも見てまわるが、ほとんど

最初に選んだバックを買う。


あの時も、そうだった。

最初に選んだバックを、結局

買った。

亡くなる2週間前だつた。

その時に、財布も一緒買った。

そのバックは、いつも、私の側に置いてある。

マツキヨの、ポイントガードを探すため、妻のバックを開けてみる。

妻のバックを開けるには勇気がいるんだ。

覚悟を決めてバックを開けると

やはり、心が苦しみ始めた。

履歴書が出てきた。

写真付きの履歴書、パートで、働いていた時に、何枚か用意した

うちの、一枚だろう。


私は涙を流しながら、ポイントガードを探した。

財布を開けて見た、そこには

何枚もガードが入っていた。

病院の診察券が多かった。

思えば、私が定年してから

妻が病院に行く時は、私も一緒について行ってやつた。


いろんな病院のガードが入っていた。

もっと、生きていたかっただろう。

私は大泣き💦😭💦した。

「なんで、死んでしまったんだ」

今さら理由は分かっているが。 

「なんで、死んでしまったんだ」


悔しさが込み上げてくる。

バックも財布も2週間?いや、2回

しか使ってないじゃないか。

私の心の深傷は、今後一生続くだろう。私は妻の為に、何かをしてやりたいんだ。


毎日の祈りもそ。小さな遺影と、共に出かける。



いろいろと、話しかけて、ここで

そうだつたな。

ここでは、そういこつがあったな。

そう言う思いか、甦る。