妻が生きていたら、こんな事には…

娘との葛藤の末俺は光熱費削減

対策に挑んでいる。

そして娘との葛藤の末俺、

即ち娘からしたら父親の俺は

娘の負担を減らす努力をしている。

全てが妻を失った事からはじまっている。

妻とのこれからの人生がなくなっ

ての結果が今である。

照明は使わない。

もう、それには慣れた。

しかし、寒さは容赦なく俺に

苦痛を与えてくる。

自殺願望はないが、

ヒートショックなら自殺には

ならないだろう。

風呂はシャワーだけに。

それも、夕方には済ませておかないとならないようだ。

今日は朝シャワーにした。

シャワーで身体を温める事は

しない。

震えが止まらない。

冷えきった身体を

シャワーのあとストーブで

温めるが、手しか温まらない。

身体が震えるのは体温を上げる為に自動的にそうなる仕組みだ。

皆が風呂を済ませた後という事も考えたが、二度入る事があるから

邪魔しちゃならないので。

さてこらからいっそう寒くなる。


日蓮宗の坊さんなんだが、朝

水を浴びると言う。


ならば、俺にもできるだろう。


何でこんな生活になってしまったんだ。


全ては妻が亡くなったから。

また、海にでも行こうかな。

旧友、同級生が俺に刺激されて

バイクを買ったんだ。

いつか誘ってみようかな。

ここは茨城のの大洗海岸。