想いでというもの

記憶…それは懐かしいはず…

懐かしいはずの想いでは…もう…無い。


全てが灰色であり死んでいる…


想いでは悲しみだけを連れてくる…


生きていてくれたら、きっと懐かしい…


生きていてくれたら、その想いでの中の

俺たちの未来はあって…そして

さだかではないが、希望が見える…


でも、その想いでの先には悲しい現実が

待っているから…

死んでいるんだ…想いでが…


人生は一生の記憶だと言われている。


ならば、その記憶…その想いでは

死んでいる…


だから、俺の人生は死んでいる…


俺の歩んだ人生は死んでいる…


だから俺の未来も…すでに…死んでいる。


過去から現在…そして未来までも死んでいる。


死んだまま生きて…そして…死んでいく…


それでいい…その時会える…


そこから新しい人生がはじまるから。


どうせこの世は仮の世だから…


…今は死んでいよう…