365步のマーチ

祭壇の照明を買い換える為に

ケーズデンキに行った。

支払いの時、財布が壊れた

小銭入れのチャックが壊れた

閉めても開いてしまう。

妻に先立たれて、生きている意味

を、感じないまま、生きているんだから、どうでもいいやと

100均で300円の財布を買った。

今までの財布の中身を取り出すと

今年3月、2人で観に行った映画の

チケットが出てきた。

想い出して大泣きした。

妻が亡くなって3ヵ月半

まるで、2ヶ月分戻ってしまった

ような、心の苦しみ。

私の頭の中では、まるで

水前寺清子の365步のマーチ

のように思えた。

「3ヵ月進んで2ヵ月戻る」あ~ぁ

結局300円の財布は、ガードとか

入れずらくて使いもにならず

もっと、しっかりした財布を

買う事にした。あ~ぁ。

安かろう悪かろう!