コオロギ

酒に酔いしれ…

独り夜に出れば

夜空には星はなく…

たたずむ私は何を思う…


夜の匂いに包まれて…

目をとじれば…

ほんの少しの小雨がまるで振り向けと

言ってるように腕に…肩に…


もう少しで秋になるよ…

寂しげなコオロギの声…


目をとじて…

歩いてみれば…

足は重く…私はどこえ行くのだろう…


哀しくて…

振り返ってみれば…


砂浜の足跡は二人分…

あぁごめんね…

気がつかなくって…


私の腕に手を添えて…

一緒に歩いていてくれたんだね…


えっ…今…なんて言ったの…


…そうか、いつも一緒にいてくれたんだ…


コオロギの声って寂しいね…

「そうだね…寂しいね」

あと何回季節を感じればいい…

「フフっ大丈夫、心配いらないよ」

「あなたが季節を感じる時は…私も感じてる」


幸福と不幸

平凡な日々は、ありがたいものだ。

でも、それには気づかないことが多い。

当たり前のように生活している事が、本当は

どれほど幸せなのかも考える暇なく自分の周りの環境に流されているのが人間ではあるが

昨今の災害やらコロナやらで、今までとは違った環境に、幸せの答えが見える。

日本での災害地の人々はそれを痛感していることだろう。

海外でも、特に中国の天災は厳しいものだ。

天災をただの自然現象であるとして受け入れるしかないのが現代人の間違いであると思えないだろうか。

今、世界的には第三次世界対戦が行われている事に気づくだろうか。

第三次世界対戦は生物科学兵器の戦いとなっている事に気づかないのだろうか。

中国コロナウイルスは世界にばらまかれ、その犠牲者は広島や長崎の原爆での被害の

約60倍とか言われているのに、外国メディアは、それを報道している国は多いが、

この日本のメディアではほぼ報道しない。

中共の言いなりなのだ。

平和はいいものだ。

この平和を維持するには他国からの攻撃から

自国を守る事が必要である事を知らない日本人が多いと思われる。

平和憲法を守っていれば平和でいられると

思っているようだが、それはあり得ない。

何故か…

今中国では食料に困っている。

北朝鮮もだ。

軍事力だけを強靭にしたならば、その軍事力を食料に変えるはず。

それが他国への侵略となりうる。

要するに、このままではこの日本はヤバいと

言う事だ。

平和でいたかったら口先だけの外交ではなく

他国がこの日本に牙をむけなくなるように

する必要があるのだろう。

幸せって言うのはその日1日、心が乱れなかった事で保証されるもの。

穏やかな心だったら、あなたは幸せだったと

言われる。


仕方がない。

今となっては仕方がない。

…で、すむのだろうか…

最愛の人とのを亡くした。

自分のいたらなさ…

悔恨の気持ち…

それは、その通り。

自分はいたらなかった…

この世での学問や学びでは、このでの

問題の答えはあり得ない。

しかし、真実の世界では、すでに

答えはだされているのだが…

最愛の人との別れは、仏教では

愛別離苦と言う。

今回の私の行動のなかで、妻に対しての

供養をした時の学びでは、愛別離苦は

定めであると言われた。

人々は何らかの理由でこの愛別離苦を体験する人がいる。

だが、理由もなく物事が自分に立ち現れてくるはずもないと考えるのが正解なのだ。

ならば、何ゆえに…

こんな苦しみを…

私は宗教者であるからその答えを…

悲しみは、苦しみは、それには理由がある。

その体験から何を学ぶか…

それ以外にない。

必ずその体験は自分に必要であり、体験が

無意味であったなら生きると言う事も無意味ではないだろうか。

何を信じているのだろうか、現代科学を信じていても、それで何になるのだ。

何故と言う事に、答えを出せない現代科学。

その科学が証明出来ないあの世。

そんな、現在の地球での科学を信じても

死後の世界など解明不可能である。

だから、私が言いたいのは、最愛の人には

必ず会えると言う事だ。

信じると言う行為は精神世界では必須であり

信じると言う事が全てであると言う事であり

信じると言う事を学ぶ為にこの世に生まれてきたのだと言う事が言える。

ならば、必ず会える。

しかし、耐えよ…

今の苦しみに。


その苦しみに耐えながら、信ずるんだ。


それが修行。

それがこん世の課題。

しかし、辛い…

悲しい…

苦しい…

それは…分かります。

私も同じ。

人類のほとんどが愛別離苦を体験している…

日々負けてもいいではないか…

涙を流してもいいではないか…

もう、自分は情けない人間であり、もっと愛すればよかった…

助けてあげられなかった自分…

ごめんね…

もっと最愛の人を理解し愛すればよかった…

でも、時すでに遅し…

許して…

そう、そんな自分…

それをこそ知る為に…

最愛の人が命をかけて教えてくれたんだと

思います。

ならば、残りの人生は…

それに答えよう…

それは、人生に負けてもいい…

しかし、一生懸命生きよう…

頑張ろう…

負けてもいい…自分を責めてしまってもいい…

頑張ろう…。

塩をふられたナメクジのような自分であっても、頑張ろう…

頑張ろう…

頑張ろう…